BLACKLETTERS · 在宅ワークと香り
在宅ワーク中の香りの使い方。
集中と切り替えに。
住まいと仕事場所が同じ在宅ワークでは、「仕事に入る」「仕事を終える」の切り替えが難しいと感じる方も多いはずです。香りは、その切り替えを手助けするシンプルな道具になります。1日の流れに沿った香りの使い方と、在宅ワークならではの注意点をまとめました。
まず結論
在宅ワークでの香りの使い方は、「仕事中は空間」「切り替えは自分」が基本です。
- 作業中:リードディフューザーで仕事の空間を香らせる
- 会議前・休憩:香水をひと吹きして気持ちをリセット
- 終業後:仕事中とは違う香りに切り替えて「オフ」の合図にする
毎日同じ流れで香りを使うことで、香りそのものが「仕事モード」と「プライベートモード」を切り替えるスイッチになっていきます。
香りが切り替えを助ける理由
会社に通っていた頃は、通勤や着替え、職場の空気そのものが「仕事に入る合図」になっていました。在宅ワークでは、その合図がほとんどなくなります。ベッドから数歩でデスクに着き、終業後も同じ部屋で過ごす。気持ちの切り替えが難しくなるのは、ある意味で当然のことです。
そこで役立つのが香りです。香りは、記憶や気分と結びつきやすい感覚だと言われています。ある香りをかいだ瞬間に、昔の出来事や場所を思い出した経験がある方も多いのではないでしょうか。
この性質を利用して、「この香りがしたら仕事」「この香りに変わったら終わり」と毎日くり返すと、香りが自分なりの合図として定着していきます。香りそのものに特別な効果を期待するのではなく、通勤の代わりになる「ルーティン」をつくるという考え方です。
| オフィス勤務での合図 | 在宅ワークで香りが代わりになるもの |
|---|---|
| 通勤・出社 | 始業時にディフューザーを置く・スティックを返す |
| 会議室に移動する | 会議前に香水をひと吹き |
| 退勤・帰宅 | 終業後に別の香りに切り替える |
在宅ワークでの3つの使い方
作業中はリードディフューザー
置くだけで空間に香りが広がるので、作業の手を止める必要がありません。仕事をする部屋やデスクの近くに置き、「この香りがする場所=仕事の場所」をつくります。リビングで仕事をしている方にとっては、仕事の場所を区切る目印にもなります。
ビデオ会議や大事な作業の前に香水をひと吹き
香りは画面越しには届きませんが、だからこそ「自分のための香り」として気兼ねなく使えます。ミーティングやプレゼンの直前に手首へ1プッシュ。深呼吸とセットにすると、気持ちを整えるルーティンになります。
終業後は香りを切り替える
仕事を終えたら、仕事中とは違う香りの香水をまといます。香りが変わることが「今日の仕事は終わり」という合図に。ノートパソコンを閉じる動作とセットにするのがおすすめです。
1日の流れで見る、香りのタイムライン
| 時間帯 | 香りの使い方 | ポイント |
|---|---|---|
| 始業 | デスクまわりのディフューザーのスティックを返す | 香りが立ち上がる=仕事開始の合図 |
| 午前の作業 | ディフューザーの香りのまま作業 | 香りに慣れて感じにくくなっても、つけ足さない |
| 昼休み | 窓を開けて換気。仕事の部屋から離れる | いったん香りをリセットする |
| 午後・会議前 | 手首に香水を1プッシュ | 気持ちを整えるスイッチに |
| 終業後 | 仕事中とは違う香りの香水をまとう | 「オフ」への切り替えの合図 |
大切なのは、毎日同じ順番でくり返すことです。最初の数日は意識が必要ですが、続けるうちに香りをかぐだけで自然と気持ちが切り替わるようになっていきます。

時間帯別、おすすめの香り
KUROMOJI — 仕事の時間に
秩父産クロモジの、柑橘のようにさっぱりとした透明感のある香り。主張しすぎないので、長く過ごす作業中の空間にも使いやすい香りです。仕事中のディフューザーにおすすめです。
URAHA — 休憩・気分転換に
やわらかい緑の香り。午後の会議前や、ひと息つきたいタイミングの香水として。朝とは違う香りをまとうことで、気分を変えるきっかけになります。
SORAIRO — 終業後のくつろぎに
タバックとバニラの、深みのある落ち着いた香り。仕事の時間とはっきり違う香りなので、「オフ」への切り替えにぴったりです。夜のリビングや寝室にもおすすめです。
| 香り | おすすめの時間帯 | 使うアイテム |
|---|---|---|
| KUROMOJI | 始業〜作業中 | リードディフューザー(仕事部屋・デスクまわり) |
| URAHA | 休憩・会議前 | 香水(手首に1プッシュ) |
| SORAIRO | 終業後・夜 | 香水、または寝室のリードディフューザー |
どの香りを「仕事の香り」にするかに正解はありません。自分が心地よく感じる香りを選ぶのが一番です。3種の香りは¥990のサンプルセットで試せます。
在宅ワークならではの注意点
ディフューザーはパソコンから離して置く
液体がこぼれると、キーボードや機器を傷めるおそれがあります。デスクの上に置く場合も、手や腕が当たらない位置に。倒れにくい棚の上などが安心です。
狭い部屋ではスティックを少なめに
仕事部屋は長時間いる場所です。香りが強すぎると感じたら、スティックの本数を減らして穏やかに香る程度に調整しましょう。
香りに慣れても、つけ足さない
同じ香りの中に長くいると、鼻が慣れて香りを感じにくくなります。これは香りが消えたわけではありません。昼休みの換気で一度リセットすると、午後にまた香りを感じられます。
家族やペットがいる場合は置き場所に配慮
共有スペースで仕事をしている場合は、家族の好みも考えて香りの強さを調整しましょう。小さなお子さまやペットがいるご家庭では、手の届かない場所に置いてください。
よくある質問
Q. 在宅ワークにはディフューザーと香水、どちらがいい?
作業中の空間にはリードディフューザー、気持ちの切り替えには香水がおすすめです。まず1つだけなら、手間なく毎日使えるリードディフューザーから始めるとルーティンにしやすいです。
Q. 香りで本当に集中できるようになる?
香りそのものに集中力を高める効果をうたうものではありません。この記事で紹介しているのは、毎日同じ香りを同じタイミングで使うことで、香りを「仕事の合図」として習慣にする方法です。感じ方には個人差があります。
Q. オンライン会議中に香水をつけても大丈夫?
画面越しに香りは伝わらないので、周囲を気にせず使えます。ただし、同じ部屋に家族がいる場合は1プッシュ程度に控えましょう。
Q. 仕事部屋が狭いけど、ディフューザーを置いても大丈夫?
置くことはできます。狭い部屋では香りがこもりやすいので、スティックの本数を少なめにして、ときどき換気をしながら使ってください。
Q. オフィスやコワーキングスペースで使いたい場合は?
共有の空間では、香りの好みが人によって異なるため、個人で香水を使うよりも空間全体の香りとして設計するのがおすすめです。法人・施設での導入については宿泊施設・サロンのための香り選定ガイドもご覧ください。
まとめ:香りを「通勤の代わり」にする
- 作業中はリードディフューザーで仕事の空間をつくる
- 会議前や休憩は香水をひと吹きしてリセット
- 終業後は違う香りに切り替えて「オフ」の合図に
- 大切なのは毎日同じ流れでくり返すこと
在宅ワークで失われた「通勤」や「職場の空気」の代わりに、香りで1日のリズムをつくる。小さな習慣ですが、仕事と暮らしの境目を取り戻すきっかけになります。
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