SHELOOKが挑む“唯一無二のレッグウェア”開発ストーリー
「冷えがつらい」「肌に優しいものが欲しい」そんな声から、すべては始まりました。
冬だけじゃない、夏の冷房でも体が冷えてつらい。肌に直接触れるものは、できるだけ自然な素材でいたい。けれど、本当に信頼できる素材って、どこで作られているんだろう?
そうした問いに応えるかたちで、私たちはSHELOOKというブランドを立ち上げました。そして今、その第一歩として「国産シルクのレッグウェアシリーズ」をお届けします。
でも、これはただのシルク靴下ではありません。
“日本の養蚕から製品まで、もう一度つなぎ直す”という挑戦の、はじまりなのです。
国産シルクは、なぜ希少なのか?
かつて日本中で行われていた養蚕は、現在ごく一部の地域に限られています。国内で流通している「シルク製品」の多くは、実は中国やブラジルから輸入された繭によって作られたものです。
さらに、日本で生産される貴重な繭も、主に“織物”用に使用されており、肌着やレッグウェアなど「編み物」に転用されることはほとんどありませんでした。
それは、生糸(フィラメント糸)をニットに使う技術が確立されていなかったから。
そこで私たちは、新しい試みに踏み出しました。
織物用のフィラメント糸を、ニットに。
これは、まったく新しい発想でしたが、試行錯誤の末、ついにその技術を確立。この挑戦によって、「純国産シルク×ニット」の組み合わせが初めて現実のものとなりました。
SHELOOKが目指す「一元化プロジェクト」とは?
私たちが掲げるのは、“一元化”という言葉です。
養蚕 → 製糸 → 撚糸 → 精練 → 製品化まで、すべてを地域で完結させるという構想。
まだ第一弾となる今回は、製糸〜精練の一部工程は外部委託となりますが、今後のステップとして、すべての工程を秩父の地で完結できるよう取り組んでいきます。
このプロジェクトが目指すのは、単なるものづくりではありません。地域の職人・農家・技術者と手を取り合い、日本の絹産業を未来につなぐこと。そして、使う人にも「背景の見える商品」を届けることです。
シルクニットだからこその、心地よさを。
今回のレッグウェアシリーズには、天然シルクのなめらかさ・通気性・軽さが凝縮されています。肌に触れた瞬間から感じられる「自然な温もりと、軽やかな伸び」。この質感は、生糸ならではの特長でもあります。
「寝るときの冷え対策に」
「デスクワークでの足もとの冷えに」
「大切な人への贈り物に」
日常のどんなシーンでも、心と体に寄り添うやさしい一足です。
ご予約いただく皆さまへ。これは“未来への参加”でもあります。
この商品を予約・購入いただくことは、単なる買い物ではありません。
あなたの一足が、日本の絹文化の再生を支えます。
今回いただいた収益の一部は、製糸所の立ち上げや養蚕支援、加工技術の確立に活用されます。
作る人と、使う人が、志を分かち合えるブランドでありたい。SHELOOKは、そう願っています。
おわりに
私たちの挑戦は、まだはじまったばかりです。
でも、志ある一人ひとりの手によって、きっとこの国の絹の灯は守られていく。
その一足が、次の100年につながることを信じて──。
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